歌手のMISIAさんが、1960年代の反戦歌としても有名な「花はどこへ行った」を歌っていましたが、ウクライナ情勢を意識して、歌詞をアレンジしたものでした。
悪くはないのですが、やはりこの曲は、原曲に基づいた日本語の訳詞が素晴らしいと思います。「悲しい」「苦しい」とか「かわいそう」等の言葉を使わないのに、胸が締めつけられるような歌詞だと思います。
「花はどこへ行った」詞・曲/ピートシガー
1 野に咲く花は どこへゆく
野に咲く花は きよらか
野に咲く花は 少女の胸に
そっと優しく いだかれる
2 可愛い少女は どこへゆく
可愛い少女は ほほえむ
可愛い少女は 若者の胸に
恋の心 あずけるのさ
3 その若者は どこへゆく
その若者は いさんで
その若者は 戦いにゆく
力強く 別れを告げ
4 戦い終わり どこへゆく
戦い終わり しずかに
戦い終わり 土にねむる
安らかなる ねむりにつく
5 戦士のねむる その土に
野バラがそっと 咲いていた
野バラはいつか 少女の胸に
そっと優しく いだかれる