炎衆北斗TRIBE(えんしゅうほくとトライブ)は、よさこいダンスやアイドルパフォーマンス等で地元、静岡県菊川市を応援している小中高生のエンターテイメントグループです。夢を目指す人の為のアイドル・よさこいダンス・モデル等、養成コース受付中です。
菊川市議会に提出された、もうひとつの重要課題は、「中学校制服の見直し検討(多様性)」ということです。

昨今、「トランスジェンダー」や「ジェンダーレス」等の言葉が頻繁に聞かれるようになってから、この制服見直し問題もクローズアップされてきたように思います。

座長は30年以上中学校に勤務してきましたが、その中で制服の問題とは長く向き合ってきました。特に問題行動の吹き荒れた昭和50年代から平成にかけては、ツッパリ生徒たちとのせめぎ合いの日々でした(笑)

人というものは、まわりと異なる個性というものを求める生き物なので、仕方のないところですが、教師側から考えると、「異装の指導」は、本当に手間のかかるものでした。いっそうのこと、制服等廃止して私服にすれば良いと思ったりもしました。

平成の初め、座長が生徒指導を担当していた頃、静岡県でも校則見直しの風潮が高まり、近隣でも制服をブレザーにする公立中学校(島田二中)や実験的に私服登校を行う高校(池新田高校)も出てきました。小笠掛川地区の中学校の男子の頭髪が、丸刈り限定でなくなったのもこの時です。

しかし、結局のところ、中学校の制服は手付かずというか、正直あまり議論もされないままでした。当時、座長個人としては、女子のスカートは厳冬期の制服としては、非常に無理があると思っていたので、今回の見直しは嬉しく思っています。

トランスジェンダー等の視点からの見直しも大切ではありますが、それ以上に性差別問題に関係なく、全ての子どもたちの健康面や安全面を考慮した見直しが必要であると思います。コート、ジャンパー、セーター、カーディガンの着用等に関わる課題も多いと思います。

座長としても、機会があれば出来る限りの協力をしたいと考えています。